こんにちは、tamです。
最近韓国カルチャーの世界的人気たるやもの凄い勢いですよね!
K-popや韓国ドラマにハマり韓国語を勉強し始めた方の中には
韓国で実際に暮らしてみたい!
そう考える方も少なくないと思います。私がまさにそうでした!
留学に行く前には1年に4回程渡韓しながら韓国のあちこちを散策して楽しんでいました。
日本で勉強した韓国語を駆使して現地の方と意思疎通できた時にはとっても嬉しかったんです!
旅行で韓国を訪れるうちに韓国に一度住んでみたい‼︎との思いが募って韓国留学を決意したわけですが、、20代でももちろんですが、30代以上での留学って正直なかなか勇気がいるのも確かです。
この記事では、今韓国留学に行きたいけれど様々な不安から悩んでいる方に向けて、留学前に感じていた不安が実際に韓国で生活をしてみたらどうだったのか?について、書きたいと思います。
語学堂って10代・20代の生徒ばかり?
これ不安に思っている方が結構多いんじゃないでしょうか?
私は30代後半で留学したのですが、30代はどうせ私1人くらいなもんだろうと覚悟して行きました。私が通った語学堂は若者に人気の弘大(ホンデ)にある弘益(ホンイク)大学の語学堂ですし、余計に…
でも‼︎実際にはそんなことなかったんです!
もちろん20代の方が圧倒的に多いのは事実ですが、私が割り当てられたクラスにはどの級にも30代の方がいて、すぐに打ち解けて仲良くなれました。
40代の方も、5級の時のクラスには私の母と同世代の60代の女性もいらっしゃいました。多様な世代の方がいるので自分の年齢を理由に不安に思うことは全くありません!
これは実際に感じたことなのですが、外国人として生活しているせいなのか、韓国で生活していると年齢という概念を全く感じずに居られました。
なので、年齢が離れた20代の人たちとも自然と仲良くなれましたし、世代の壁のようなものを感じることがなかったです。
常にオープンマインドで過ごし自分から気軽に声を掛ければ、年齢に関係なく多様な世代、多様な国籍の方と仲良くなれます!
反日感情で差別を受けたりもする?
私が韓国へ留学すると両親に伝えたとき、父がこの心配をしていました。
親世代は特に心配される方も多いのではないでしょうか。
私は何度も韓国に旅行にも行き、1年3ヶ月をソウルで暮らしましたが、日本人ということを理由に差別を受けたと感じたことは1度もありませんでした。
留学中に周りの日本人の友人からそのような話を聞いたことも1度もありません。
韓国は情に厚い国民性なので、むしろ初対面の人からでも親切にしてもらうことが多かったです。
よく勘違いしてしまうのが、店員さんやバスの運転手さんの態度があまりにも不親切で、自分が日本人だからそんな対応を受けたのではないか、と考えてしまうこと。
安心して下さい。そういう不親切な店員さん、韓国人に対しても誰に対しても不親切なんです!これほんとに‼︎
韓国で日本のような親切で丁寧な対応をする人は、まぁほとんど見かけないです、笑
韓国ではお客さんに対してであっても、無愛想な対応をする方が多くいるので、それが普通なんだな、と思っておきましょう。笑
とはいえ、日本をよく思っていない人がいるのも事実です。
もしも運悪くそういった人に出会ったとしても、歴史の背景からそんな人がいるのも仕方ないなと考えて傷つかないでくださいね。
留学後の就職はどうする?
留学後の就職問題。これが一番シビアで不安な課題ですよね。いくつか選択肢を挙げてみると、、
①休職して留学する
私は帰国後に再就職の心配をしたくなかったので仕事を休職して韓国へ留学しました。この方法が一番帰国後に職の心配をせずに済む方法だと思います。
ですが、なかなか会社に休職のお願いをするのは容易ではないですよね。
今の職場にどうしても執着のある人は、一度会社に相談し休職してから留学するのが良さそうです。
②帰国後に韓国語を活かせる職場に転職
帰国後に韓国語を活かせる求人がどれほどあるのか調べてみたのですが、その頃はまだコロナ禍であったこともありかなり少なかったです。
でも今現在コロナがだいぶ収束し始め、韓国語を活かせる求人が前よりも断然増えたと感じました。
ただ、やはり東京、大阪などの主要都市にそのような求人が多い傾向にあります。
私の住んでいるところは都会ではないので、韓国語を活かせる求人がほとんどないのが現状ですㅠㅠ
日本で韓国語を活かせる仕事を探すなら主要都市で探すと選択肢がぐんと広がります。
③韓国で就職する
韓国で働いてみたいと考える人も多いと思います。
私も韓国で働いてみたいと思い色々調べていました。
ですが、やはり現実はかなり厳しいようです。韓国では失業率が過去最悪水準の就職難で、現地の韓国人さえも就職がとても難しい状況です。
日本人が韓国で就職するのはさらに難しいとのこと。。
日本語を話せる韓国人も増えているため、ただ韓国語と日本語が話せるというスキルでは弱いらしく、+αで他に強みになるスキルがあったり、専門分野での職務経験があると良いそうです。
韓国で就職するにはどうすれば良いか、色々と調べてみて分かったことについては、
こちらの記事で詳しく書いているので興味のある方は、ぜひそちらも参考にしてみてください。
韓国での生活って大変じゃない?
私は韓国に住んでいるという現実が嬉しくて、慣れない海外で生活する大変さをあまり感じず、ホームシックにもならなかったのですが、ただ韓国の物価があまりにも高騰していてソウルで働かずに無収入で生活することを大変に感じました。
数年前まで韓国に行けば大体の物が日本よりも安く感じたのですが、今となっては日本と価格が変わらないか、もしくは日本の方が安い物が多いと感じます。
特にスーパーやコンビニで売られているものがめちゃくちゃに高い。。
野菜や果物、卵、お菓子などの生活必需品がとても高いですし、スーパーに行くと一人分で売られているものが全然なくて、全てがビッグサイズで売られているのでとても不便に感じました。
小さなスーパーに行けば小分け売りの野菜も売られているのですが、日本に比べるとやはりお高いですㅠㅠ
これは韓国の有名なスーパー、emart(イーマート)で撮った写真です。
あまりにも価格が高いのが衝撃で母に写真を送ったときのもの、笑
りんごが3つで1,280円くらいしました…1つ、427円くらい、、りんごのサイズが大きいにしても高級すぎませんか?
emartは高級スーパーではなく、とても庶民的な一般のスーパーです。
なので留学中にひもじい思いをしない為にも、日本にいる間にできるだけ多くの留学資金を準備しておくことをお勧めします!多ければ多いほど良いです切実に!
留学中に怪我や病気にもなりかねないので、留学資金は余裕をもって準備しておきましょう。
韓国でアルバイトをすることも可能ではあるのですが、ビザの種類によって労働条件が定められています。
長期留学(91日以上滞在)で語学堂に通う場合にはD-4ビザ(一般研修)を取得します。
このD-4ビザの場合、韓国で就学してから6ヶ月以降に資格外活動の許可を得てアルバイトが可能になります。それまで働くことはできません。
D-4ビザは学業を目的に与えられるビザのため、働けるようになっても時間に制限があったり、TOPIK2級以上が必要、などの条件があるので注意が必要です。
詳しくはこちらのリンクから確認できるので、韓国でアルバイトをしたいと考えている方は一度確認をしてみてください。
まとめ
30代後半で留学した私が留学を終えてみて今言えることは、留学して本当に良かった‼︎ということです。
留学して韓国語を習得したところで何のメリットがあるのか、帰国後に転職できるのか、そんなことを考え始めると不安が募り、なかなか勇気が出ずに行動に踏み切れない方もいらっしゃると思うのですが、
留学しなければ出会えなかった人たち、できなかった経験、感じれなかった感情は、人生において価値があるなと私は思います。
60代で留学されていた方とお話しして思ったことは、やりたいと思えたことを始めるのに年齢なんて全く関係ないということ。
今韓国留学してみたい!と思うなら、あとは少しの勇気と行動あるのみです!
韓国留学を考えている方に少しでもお役に立てれば幸いです